【コミュニケーションでクビ】

ステージデライト・プレゼンメソッド
マスタートレーナーの神です。
『伝わらない』を『伝えたい』に変える
お手伝いをしています。

みなさんは、ハリルホジッチという名前を
聞いたことがありますか?

サッカーが好きな人なら、
ここ数年当たり前のように
耳にしてきた名前です。

通称ハリルさん、日本代表監督が
契約解除になりましたね。

よく解任の理由には成績不振とかありますが、
今回はコミュニケーションの機能不全だそうで…

コミュニケーションがとれない結果、
信頼関係が「多少」薄れてきた、
というコメントに驚きました。

いやはや、方向性を示して、
全責任を負う立場の監督でさえ、
意思疎通ができないという理由で、
解任になる時代。

もはや上からのリーダーシップだけでは、
誰も動かないということなのか…

 

一体『コミュニケーション』とは、
何について、どのような問題だったのかが、
わからないので、なんともいえませんが、
少なくとも、単に『何を伝える』か、よりも
『いかに伝わるように』話すか、が
重要になってきていますね。

さて今日は、伝わる…ということに関して
先日ある仲間のワークショップに
参加してきました。

みなさんは、意見の対立が起きたとき、
しかもその当事者として矢面に立ったとき、
どのようは反応をしますか?

例えば、「あなたの意見は間違えている!」
『私の意見は○で、あなたのとは違う!』
みたいなことを、言われたとき…

セミナー講師の人だったら、
一番起きて欲しくないことですよね?

ぼくの仲間は有名なコンサルタント。
その世界ではかなり有名な人です。

ここではX先生としましょう。
X先生のプレゼンテーションの最中に、
参加者が先生の手法と、
自分の手法との違いに気づき、
それについて質問をされました。

 

「私の場合は、こうやっています。
先生のおっしゃっていることは、
理想論に聞こえるんですけども。」

 

あぁ、こりゃ難しい…。
そう思う瞬間がやってきました。

と同時に、X先生は一体この局面を
どのように応答するのだろうか…
と興味津々に、(失礼ながら)
固唾を飲んで見守っていました。

もしみなさんだったら、こんな状況で
どのような対応をされますか?

考えられるいくつかの対応としては、

1)自分の意見が正当である証拠を示す
2)相手の意見の間違いの証拠を示す
3)相手の意見が正しいことを認める
こんなことが考えられます。

自分の意見の正当性や、相手の間違いを指摘すると、
確実に意見のぶつかり合いが起こります。

特に感情的な反応がおこりやすいですね。

 

ところが、X先生は全く別のやり方をしたのです。

(続く)

 

今日もあなたのプレゼン、「伝える」が、
あなただけでなく、あなたの周囲の誰かにも
価値のある経験をもたらしますように。

では!
いってらっしゃい!

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神崇仁
新しい話し方変革メソッド ステージデライト開発者
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