近年、ビジネスシーンでの活用が注目される「ストーリーテリング」

事実を論理的に提示するのではなく「物語」として伝えることで、
聴き手が自然と「自分ごと」として捉え、相手により強い印象を残すことができます。

誰もが人の心に響き、行動を促すストーリーが語れるようになる
ステージデライトの最高峰がいよいよ開催です。

参加者全てがプレゼンターとして聴衆の涙を誘う、感動的なプレゼンができるようになります。

「知ってる」という呪縛が、「教える」につながり、学びを妨げてしまう

こんな経験ありませんか?

「ある分野に精通している専門家と話をしていて、
その人たちがまるで外国語で話しているように難しく感じた経験はありませんか?」

『知の呪縛』という言葉を聞いたことがありますか?

いったん何かを知ってしまったら、
それを『知らない』状態がどんなものだったか、
想像したり、思い出したりすることが
困難になる、そういう状態のことだそうです。

特定の分野の知識にどっぷりと浸かってしまって、
『知らない』ということへの想像力を失ってしまうのです。

ある人は、こう言います。

わたしたちはみなある程度、『知の呪縛』にかかっている。と

プレゼンに関していうと、
それは何らかの『情報を伝える』ことが目的ですが、
それは決して『教える』ことが目的ではありません。
『伝える』と『教える』は異なります。

もちろん『伝える』=『教える』にもなりますが、
『伝える』=『学ぶ』意欲を喚起することも可能なのです。

でも私たちは『教わる』よりも『学ぶ』ことが、本質的には好きなのです。

「記憶に焼きつく」とは、理解され、記憶に残り、持続的な影響力をもつ、つまり相手の意見や行動を変えることだ
ーチップ&ダン・ハース

『アイデアのちから』というベストセラーの著者
チップ&ダン・ハースは、記憶に焼きつくアイデアには法則があると提唱しています。

ある研究チームが優れた広告の中にある法則、
具体的には何らかの公的な賞を受賞した200の広告を調査したところ、89%の広告が
6つの基準が何らかの形で包含されたものだったことを突き止めたというのです。

別の言い方をすれば、その6つの法則を使って表現を変えれば、どんな素材でも記憶に残すことが
可能になる、とハースはいうのです。

こころに焼きつくアイデア 6つの原則

1.シンプル
2.想定外
3.具体的
4.本当のこと
5.グッと来るものがある
6.ストーリー仕立て

こちらが「教える」代わりに、 聞き手が「学ぶ」ことで、記憶に残すために、
自分の伝えたいことを、聞き手に伝える時に必要になるのが『ストーリー』で語ることです。

聴き手を没頭させ、実際の経験のように作用し、反論を提起せず、深い感情を抱かせる。
それが物語性の持つ力なのです。

 

なぜ『物語性』が必要なのでしょうか。

これはボックスのタイトルです。
dualte
私たちの祖先は、陽が昇っては沈んでいくといった自然の営みを説明するのにも、

あるいはもっと深遠な人生の意義を説くためにもストーリーを用いてきました。

ストーリーは情報を伝える最強のツールであり、ほかのどんな芸術形態よりも効果的で、ゆるぎないものです。

–Nancy Duarte
(シリコンバレー有数のデザイン会社、CEO。プレゼン制作やデザインにおけるリーダー的存在)

人は与えられたり、手に入れたりした情報に意味をつけることで、
ある経験を完了させる特性があるようなんです。

遠い太古の昔から、私たちは物語で学ぶ、という習慣を受け継いできました。

それは単に情報を伝えるだけでなく、そのストーリーに聞き手の感情を
呼び起こすような情報共有の仕方でした。

また、印刷技術が発展するまでは、
順序立てた話を聞くことで、物事を理解し、
世代を超えて伝承することを続けてきたのです。

逆に言うと、意味をつけられない経験は、
終わらせることができないのです。

『未完了の体験』といわれるものです。

そして、未完了の体験は、不快感をもたらします。

ストーリーは感情を呼び起こすが、
未完了の経験は不快感を催す。

きっとあなたも、誰かの話を聞いて、
腑に落ちない感覚や
なんとも言えない未消化の感覚を
味わったことがあるのではないでしょうか?

物語性があるのと、意味づけがなされない、
未完了の体験とでは、どちらがいいかは
言うまでもありませんよね。

もしも、あなたが語るストーリー、あなたの語る世界観に聴き手が共感し、
あなたの想いに響いて、行動を起こしてくれる
プレゼンができるようになれたら、いかがでしょうか。

それを実現するのが、この「アナトミーオブ・ストーリーテリング」です。

「物語を作るとは、混沌から秩序を生み出す」

ジョナ・サックスというマーケターは、述べ6500万人以上のオーディエンスを
魅了した伝説的動画の製作者ですが、彼の著作である『ストーリー・ウォーズ』
という書籍の中で、こう述べています。

「物語を作るとは、混沌から秩序を生み出す」こと、
そう書かれています。

物語がなければ、物事はとっちらかってしまい、
収拾が不可能な状態なのです。

そしてそれを物語として組み立てることで、
様々な捉え方ができる可能性を一つの結論に向けて筋道を立てる。

そのつながりを作り出すことが、
順序立てて伝えること、つまり秩序なのです。

さらに物語の重要なことは、聞き手の興味を引きつけるような
工夫によって語る、と言うことです。

聞き手にとって興味を引きつけるくらい重要なこととは、ひとことで言うと、
共感できるか否か、です。

共感できるためのポイントは3つ

  1. 物語の主人公に感情を移入できること。
  2. 主人公が手にいれようとしているものに同じ欲求を持っていること。
  3. そのストーリーの流れに没入できること。

そして、最も重要なことは、この共感のポイントを満たした物語が生み出す結果です。

『私たち』と言う視点を生み出す

物語を語る目的は【伝え手と聞き手を共通の立場に置く】

つまり『私たち』と言う視点を生み出すことです。

同じ物語を信じる人たちは、同じ価値観を持ち、
世界観を共有することになります。

物語という情報に秩序をもたらした語りだけでなく、
価値観と世界観をも共有することができる。
それが物語なのです。

流れを作る、とは、あなたの語る筋道が、
聞き手とあなたを一つにする。

『私たち』というグループにすることに他なりません。

物語性のあるプレゼンが、あなたと聴衆を一つにします。

ぜひあなたのプレゼンに、ストーリーを加えて、
『私たち』を生み出す伝え方に磨き上げてください。

このワークショップを受けた結果、あなたは・・・

誰もが聴き手を感動に導く、ストーリーが語れるようになります。

ストーリーを語ることは、シンプルで誰でもできる技術です。

そして、人種、性別、年齢に関係なく時代を超越して聞いてもらえ、

それは、人から人へ広がっていきます。

さらにストーリは、聴き手の気持ちを鼓舞し、聴き手を自然に学び(経験)に巻き込み、

聴き手に指示や命令をして動かすことなく、敬意を示せる方法なのです。

2日間で学ぶ7つのこと

(1)ストーリーの作り方

1.聴衆を巻き込む3つのストーリー

2.メタファーを生み出す水平思考

3.名言を自分の言葉で話す(オマージュ)

(2)ストーリーの伝え方

4.非言語の使い分けで臨場感を

5.思わず前のめりになる切り出し方(サビアタマ)

6.話に抑揚がつく場面の描写の仕方(パン&スロー)

(3)ストーリーのつなぎ方

7.あなたの在り方が伝わるストーリーのつなぎ方(エンベデットメタファー)

受講された方の喜びの声

おはようございます! スピーチのサポートを本当にありがとうございました。
昨日、無事に終わりました。
参加者の方からは、「涙が出そうになった!」 「情景がありありと浮かんだ!」 「最期は神戸にいきたいと思った!」 などのご感想をいただきました。
参加者の多くは研究をしているお医者さん、 そして財団トップの理事長、 幹部の方々で50名ほどでした。
同じ看護職も数名おられましたが、 NHKのプロフェッショナルに出た人や 大学教授など大先輩ばかりでした。
だからこそ、生の患者さんの言葉、 ストーリーが新鮮に、あるいは 自分の原点に返るような印象を持っていただけたのかもしれません。

医療関係でない、その財団のトップも、 ウルウルしておられたと伺いました!
3分のスピーチで、伝えたいことが しっかり相手に伝わる、 そして相手の心に響くお話が出来ることを 改めて実感しました!
本当にありがとうございました!
来年、同じ場で、今度は15分のプレゼンを 行うことになるそうです。
今回、緊張がいつもより強く、 声や表情など硬かったと思います(^^;)
これからもスキルをしっかり学び、 練習、実践して、 来年ぜひリベンジしたいと思います!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします! (Sさん、医療従事者)

コンテンツを伝えるためのメッセージを含んだ材料を
いかに見つけるかが大事だとわかった。
どこからでもメッセージ、メタファーになる材料は
見つかるそれが自分だけのプレゼンになる
Iさん、僧呂)

■人前で話す時に自分の体験や例えを通して
より受けてってもらいやすいやすく伝えていけると思います。
自分の「人生の目的」について考える時間になりました。
Hさん、自営業)

■ストーリーテリングという伝え方、組み立て方を初めて知りました。
感情を表現すること、伝えることがとても心に響くのだと知りました。
Hさん、会社員)

■メッセージを支えている自分の思考が知れた。
そしてメタファーの構成を考える時のコツを理解することで
言葉に魂を乗せることができる。
これを通じて「伝える楽しさ」を伝えていきたいです。
Oさん、看護師)

■自分と他者とコミュニケーションをとることで
ストーリーを使って話すことの質を上げることで自分の人生が
豊かになります。
Mさん、学習塾経営) 

参加者全てがプレゼンターとして聴衆の涙を誘う、
感動的なプレゼンができるようになります。

ぜひあなたのプレゼンに、ストーリーを加えて、
『私たち』を生み出す伝え方に磨き上げてください。

ワークショップ開催情報

開催日程2017年12月16日(土)〜17日(日)
時間10:00〜18:00
開催場所東京(お申込み後に詳細をご案内)
講師神 崇仁(こう たかひと)
受講費149,000円(税別)
参加条件コンテンツブートキャンプ受講済みの方