【銀メダルよりも、銅メダルを喜ぶワケ】

ステージデライトの神です。

ここのところ僕の新しいプロジェクトである

【治療の言語学】のプロモーションが始まり、

バタバタしています。

(是非無料動画をご覧になってください!)

 http://03auto.biz/clk/archives/zlqfby.html

先週末は2つのワークショップ、

プレゼンの個人コーチングと

治療の言語学の初の説明会を行いました。

二つの全く異なるワークショップ、

見ただけでその人の体の何を動かせば、

表現がその人の持つ魅力を最大に

輝かせるかが分かる。

そして一方で、初めてずくし。

初めての参加者。

初めて話す内容。

初めてのセミナーセールス…

どちらのワークショップも

学ぶことがたくさんありました。

個人的には満足。

不思議なことに、なんとも不思議な感じがする

満足感の違いがあったのです。

さて[[name1]]さんは、

後悔をしたことがありますか?

もちろんありますよね。

覚えている後悔は、どんなものでしょうね?

何かをしたことで、

「やっちまった後悔」でしょうか?

あるいは、したかったことを

「しなかった後悔」でしょうか?

どちらが心に残っているでしょうか?

ある心理学者が発見したことがあるんです。

ある世界大会をテレビで観戦してたら、

奇妙なことに気がついたんです。

実力が上で、メダルの色も上の人は、

どの色のメダルか、というと

もちろん、

金メダル

ですよね。

よくオリンピックの映像で、

メダルをかじっているシーンが映りますが、

それは、ほぼ間違いなく、金メダル。

で、その次に喜ぶのは…

当然、実力も、メダルの色も上の、

銀メダル。

だと思いますよね?

でも、件の心理学者が発見したことは、

全く逆のことだったんです。

それは、

いつも、銅メダルの選手。

つまり、「客観的には劣った成績なのに、

なぜか銅メダリストの方が喜んでいる」

という不思議な現象が起きるのです。

そこには、こんな思考が生じるからなんだそう。

反実思考…実際に起こらなかったことを想像して、

あれこれ思うことです。

人が物事を改善したり、教訓を得て、成長していくのも、

この反実思考があるから。

イリノイ大学で、反実思考と後悔の研究における

第一人者心理学者のニール・ローズは、

この反実思考の観点から、メダルの色と喜びの逆転を

こう説明しています。

反実思考が最も生じやすいのは、二つの出来事で

顕著に起きる。

ひとつは、もう少しで違うことが

起きたかもしれないとき。

そして2つ目は、その境界線を

あとちょっとのところで踏み越しそうに

なったとき。

つまりスポーツにおいては、勝者と敗者の境界線です。

勝者と敗者、

その境界線をどこに引くかによって、

喜びが違うとローズ博士は言います。

最高峰の境界線は、ここにあります。

金メダルと銀メダル

銀メダルでも敗者。

一方で銅メダルの境界線は、

表彰台か否か。

表彰台を逃すことを考えたら、

銅メダルでも十分勝者なんです。

境界線をどこに引くか…

ベストを目指すか、

最低ラインを確保するか…

僕の週末の異なる満足の理由が分かりました。

一方は、最高の結果を実感したこと。

そして一方は、

自分の決めた最低ラインを

なんとか超えられたこと。

異なる喜びだったのですね。

ニール・ローズは、さらにこう言っています。

「やっちまった後悔」は、短期的に

気持ちを重くするが、行動の改善や

成長の糧となり、次回以降の経験に生きる。

でも、

「しなかった後悔」は、時間がたつにつれて、

しなかったことに対して自責の念が大きくなる。

だから、思ったこと、

ちょっとでも気にかかることは

「する」と言う選択をとった方がいい。

「後悔先に立たず」のことわざどおり、

思ったこと、興味のあることは、

まずは踏み出してみる。

そんなことが大事だと改めて思いました。

今日もあなたの伝える、プレゼンが

あなただけでなく、他の誰かにも

価値のある経験をもたらしますように!

では!

追伸:【治療の言語学】

   http://03auto.biz/clk/archives/zlqfby.html

   治療家の人のみならず、

         動画を見るだけでも

     価値がある、見た人達の感想です。

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神崇仁
新しい話し方変革メソッド ステージデライト開発者
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