おはようございます。
ステージデライト・マスタートレーナーの神です。
人が話す恐れを手放して、
自分らしさを取り戻す
お手伝いをしています。
さて、昨日はプレゼンとは異なる
ワークショップでした。
【NLPを駆使したコーチングの現実】という
ワークショップ…
今年一年を通してやっていくコーチングの
テーマであるコーチング・リアリティ・
シリーズの第2弾でした。
3時間のワークショップなのですが、
ガチのコーチングセッションを実演するのは
とても学びになりました。
言葉を変えると、
人は自らの思考を変え、
物事の捉え方が変わることで、
気持ちも変わる。
そして姿勢も、面持ちさえも変わっていく。
そんな体験をさせてもらえる仕事って、
本当に素敵だなって思います。
言葉で…というと、
最近ちょっと気になっているドラマがあります。
あ、と言っても見るわけじゃないのだけど、
あの広瀬すずちゃんの出演する『anone』
その中で使われるセリフが、
彼女の役柄だけでなく、
女優人生にも影響を与えていると、
広瀬すず本人が、テレビのインタビューで
語っていたことが印象的で、
そんな気の利いたセリフのドラマがあるんだ。
と気になっていたところ、
興味深いセリフを発見、
この言葉…
『努力は裏切るけど、諦めは裏切らない。』
みなさんはこのセリフを聞いて、
どう感じますか?
たかがテレビのドラマの一つのセリフに
色めき立つこともなかろうとは思ったのですが、
僕にはちょっとした違和感が…
努力が何を裏切るんだろう…
努力することの直接的な目標は、
何かの能力を高めるとか、
スキルを上げること。
つまり自分のため。
自分のためにすることが、
裏切るもの…
もしかしたら、『結果』なのかな。
努力して何かをしても、
結果がついてこない。
結果がついてこない、ということを
『裏切る』と表現したんだろうか…
昨日ワークショップの後、
参加者の一人に聞かれました。
「いつもそんな鮮やかに
上手くいくのですか?」
(いえいえ…そもそも鮮やかどうかは
大事じゃないし、上手くいったかどうかは
クライアントの日常が変わって初めて
上手くいったと思うんだけど…)
「上手く、つまりクライアントに
違いが生まれるよういくように、
ベストは尽くします。
でも、そのあとは、わかりません。
それはクライアントが決めることなので」
僕が主催するコーチングのワークショップでは、
よくこういう話をします。
「完璧主義」が僕たちの
パフォーマンスをダメにする。
あのイチロー選手もメジャーで通算3割1分
タイガーウッズだって、全ホールを
アンダーパーで回ったことはない。
なのに、コーチングだけが、毎回毎回
成功するって考える方がおかしい。
ベストを尽くす。
これは大事。
なぜなら、それが自分の影響を
及ぼせる範囲だから。
結果は違う。
自分だけでなんともできないから。
コントロールの範囲を超えている。
だから、自分のコントロールできる
範囲においてできる限りのベストを尽くす。
僕のメンターで世界的なコーチの
スティーブン・ギリガン先生が、
こう教えてくれました。
コーチングをしていたら、
全てがうまくいかなく感じる時がくる。
自分が持っている全てのスキルを使っても、
上手くいかない…
その時に初めて、
本当のセッションが始まる。
そして自分の成長がやって来る。
プレゼンもおんなじですよね。
完璧であるよりも、
最善を尽くすことを認める。
コントロールの範囲を把握して、
その範囲でベストを尽くす。
そして日々の鍛錬を怠らない。
実践・基礎練習、
また実践そして基礎練習…
実践…
これが僕らのプレゼンを作り上げるのです。
あのドラマのセリフ…
僕にとっては、
『努力が報われない時もある、
でも成長は裏切らない。』
そう思いました。
今日もあなたのプレゼン、伝える、が
あなただけでなく、周囲の誰かにも
価値のある経験をもたらしますように。
そしてその結果がどんなものであれ、
未来のあなたから見たら、
そのあなたを作り上げた経験の一つだ
ということを思い出してください。
では今日も、
いってらっしゃい。
日本中が冷え切っている中、
風邪などひかぬよう…
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